妊婦さんじゃなくても、どうにもならない便秘が続くと使いたくなるのが浣腸かもしれません。
いろいろな手段を試してみたもののどうしてもうんちが出ない。
もう、限界~。
しかし、便秘薬はお腹の赤ちゃんの危険性を考えると絶対に使いたくない・・・・。
「う~ん、最後の手段は浣腸しかないのかな~?」
「できれば浣腸は使いたくないけど、そんなこと言ってられないし」
そう思ってしまうのはもっともです。
妊娠中に浣腸は使ってもいいの?
そもそも浣腸は便秘に対してどのくらい効果を発揮するものなのでしょうか?
便秘の人とって浣腸は頼りになるものです。
わたしも妊娠する前に1度使用したことがありますが、その時は10日ほどうんちが出なくなり、もう浣腸しかないって状態になりやむなく使用しました。
わたしが使用したのはイチジク浣腸でした。
浣腸といえばこれですよね。
イチジク浣腸30という30gの標準タイプのを購入したのです。
おしりに入れて5分ぐらいすると、便意が徐々に強くなってきますので、できるだけ我慢してもう限界というところでトイレに駆け込みます。
わたしの場合はかなりスッキリしましたが、やっぱり浣腸は最後の最後の手段かなって思ってしまいますね。
おしりに入れる時には肛門を傷つけないように細心の注意を払わないといけませんし、また、何度も使用してクセになってはいけませんからね。
では、妊婦さんは浣腸は使っていいのでしょうか?
・・・ちょっと待ってください!!
イチジク浣腸の製造元であるイチジク製薬さんのHPのFAQを見てみると、
「妊娠している方は、イチジク浣腸を使用することで、早産、流産を引き起こす可能性があります。大切な赤ちゃんのため、主治医に相談してください」とあります。
※イチジク製薬株式会社HPより引用
「、、、早産、流産の可能性がある」ということですので、まったく危険性がゼロというわけではないのです。
浣腸は、大腸の腸壁をグリセリンという成分ですべりやすくして刺激を与え、腸の動きを活発にすることによってうんちを出すのですが、その時に刺激が強すぎたり、大腸がけいれんを起こしたりすると子宮を圧迫してしまうことがあるのです。
それが、早産や流産の可能性があるかもしれないということになるわけですね。
ただ、実際には浣腸で流産した事例がないことや、便秘を放置しておく方が胎児には悪影響だという見解もあり、病院によっては浣腸を使うところもあるのです。
浣腸を使用しないところでは代わりのお薬を出してくれますので、いずれにしても市販の浣腸を使用したいと思った時は、事前にお医者さんにご相談してくださいね。
浣腸以外に方法はないの?
浣腸がまったくリスクゼロでないならば、どんな方法があるのでしょうか?
何といっても薬には頼らないで解消することが一番大切なのですから、わたしのおすすめは、
ズバリ!
オリゴ糖+乳酸菌です。
それに適度な運動と軽いマッサージを組み合わせて腸のぜん動運動を促進することです。
あとは、普段の食事ですね。
実際、わたしも妊娠中はこれらの方法でなんとか乗り切りました。
オリゴ糖+乳酸菌は先日書いたこちらの記事をご参考にしてくださいね♪
また、普段の食事も水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスを考慮したこちらの記事を参考にしていただければと思います♪
いかがでしたでしょうか?
お腹の赤ちゃんのためにも、まずは健康的な解消から取り組んでください!