普段、便秘で悩んでいる妊婦ママにとっては、「下痢の方がまだましよ~」「出ないより下痢で出た方が絶対すっきりする~!」っていつも思いますよね。
その気持ち、わたしにもよくわかります。
便秘も下痢も決していい状態ではなく、腸内環境の悪化による症状ですが、それらが繰り返し起こるということが妊婦さんにもよくあります。
便秘も下痢もたまたま起こることは誰にでもあります。
しかし、こういった症状がずっと続いて不安になって病院で内視鏡で診てもらっても悪い所は全く見当たらないということが多いのです。
これは妊婦さんに限ったことではないのですが、20~30代の若い方に多い症状で「過敏性腸症候群」という病名で呼ばれています。
過敏性腸症候群とはストレスが原因?
例えば、通勤電車に乗ると腹痛を起こして駅のトイレに駆け込んだり、会議のプレゼンで便意を催してトイレに行かざる得なくなったりする、下痢が急に起こる場合ですね。
また、会社や学校に行きたくない時や、いやなことがずっと続くと便意がまったく起こらず、便秘になってしまうケースもあります。
そして便秘と下痢を繰り返すパターンもあるのです。
どの場合も体に異常はなく、適切な治療がないままに症状が悪化してしまうということが多いのです。
強いて言えば、原因はストレスなんですね。
ストレスによって腸が過敏に反応してしまい、下痢や便秘、またはその繰り返しの症状が起きてしまうのです。
腸は第二の脳です
ストレスでなぜ下痢や便秘になるのでしょうか?
今では、腸は第二の脳と言われていています。
腸と脳は自律神経でつながっているほど密接な臓器なんですね。
専門医の中には、脳が第二の腸と言われる方もいるほどです。
それだけ敏感な臓器だからこそ、ストレスの影響を最も受けやすく、便秘や下痢といった症状として表れるのです。
妊婦さんにも多い過敏性腸症候群
女性は妊娠すると、それでなくても女性ホルモンの影響により便秘になりがちです。
そして、つわりによる食欲不振、出産への不安、運動不足などでストレスも知らず知らずのうちに溜まっていきます。
そうすると、便秘がますますひどくなり一週間出ないなんてことも普通にあるのです。
そして、わたしもそうだったのですが、便秘と下痢の繰り返しが続くというのも過敏性腸症候群の典型的なパターンになります。
過敏性腸症候群の具体的症状は?
過敏性腸症候群の症状としては主に次のようなものです。
■腹痛を伴う下痢
■うさぎのようなコロコロうんちが出る
■排便後に残便感ある
■ガスが溜まりやすい
■休日には症状が出ない
■食欲は普通にある
■症状が一ヶ月以上続いている
もしもこのような症状が出ているようでしたら、過敏性腸症候群を疑ってみてください。
過敏性腸症候群の対処法は?
まずは、ストレスを解消することです。
もちろん、ストレス解消ってそんなに簡単ではありませんよね。
妊婦さんの場合は、家族や友人との対話、趣味や特技、好きなことで気分転換をうまくはかることです。
わたしの場合は、近所のママ友のみなさんとお茶したり、ランチしたりして気を紛らわしていましたよ♪
それと常に腸内環境を善玉菌優勢に保っておくことですね。
ぜひ、ご参考にしてくださいね♪
↓ ↓ ↓